赤ちゃん歯科ネットワーク

妊婦さんへ伝えたいこと

お腹にいる時が大事

“ご懐妊おめでとうございます☆”
これから生まれてくる“宝物”のために是非読んで頂ければと思います。

妊娠から出産までの約10か月の間に、体には様々な変化が現れます。
お口の中の状態も例外ではありません。

妊娠すると・・・

だ液の量が減り、細菌の活動が活発になります。
そのため、むし歯や歯周病が進行しやすくなります。

またつわりがある方は、今までのように歯磨きが出来ず虫歯ができたり、
頻回なおう吐によって胃酸によって歯を溶かしてしまうこともあります。

お母さんが歯周病になると・・・

よく言われるのは、早産や低体重児等のリスクがあるということです。
あごの発育は、胎児のうちから始まることがわかってきています。
また歯並びは健康維持の観点から見ても非常に重要な部分です。

お母さんのお口の中を清潔に保つことで、生まれてくる赤ちゃんのむし歯を予防していきましょう。

妊娠性歯肉炎

良く聞く言葉だと思います。
これは、満足のいく歯磨きが出来ないことで起こる症状です。

【豆知識】キシリトールガムを噛んでください☆

ガムを噛むと、唾液の分泌量が増えます。
歯磨きが隅々まで出来ずに、残った汚れも唾液によってある程度流してくれます。

母乳って何で出来てるの?

答え:「血液」です☆

ということは?
母乳の質は、自分が摂取するもので変わるということですよね。

ファストフード VS 和食

ファストフード VS 和食

ご自身が赤ちゃんだったら、どちらのママの母乳を飲みたいですか?

いい母乳を作るために

“母乳”=ママ

ご自身の食生活の見直しを考えますよね?
ご自身の改善点が見つかり実行することで、それが最終的には家族の健康に繋がるものだと考えます。

そういった意味でも、
妊娠時期は実は、家族にも多大な影響を与える時期でもあるので、
この機会に家族で色々と考えて欲しいと思います。

何歳から歯医者に通えばいいの?

子どもの明るい将来を考えてお話ししますと、
ママのお腹にいる時から歯医者に通うのがBESTと言えます。

理由は、既にお話したとおり、
ママのお口の中に問題が多いと、お腹の子にまで影響することがあるからです。

子どもを授かったら、産婦人科と歯医者に通って頂き、
生まれ来る子どものために、良い口腔内環境にして欲しいと思います。

旦那さんへ

いろんなことをご夫婦で一緒に考えましょう!
・生まれてくる子にどう育って欲しいか
・生まれてくる子にどう関わっていきたいか

夫婦でこの問題に関われるのは、たった10ヶ月しかないんです。
一緒に色々考え実行することで、ストレスの軽減ができれば
生まれてくるお子さんにとっても非常に良いことだと思います。

院長の体験談・・

妻が第一子を妊娠している時の話です。

診療を終え疲れて帰宅しました。
「ただいま〜」
ん?返事が聞こえないぞ??

リビングに入ると、妻が疲れた様子で横になってました。
内心、何で「おかえり」が言えないんだ!!

しかしちょっと待てよ!?
妻は色んな不安やつわり、疲れ、ストレスで苦しんでるんじゃないのか!?

そう感じました。

自分(男)は、当事者じゃないからわからないこともあります。
なので出来れば、奥さんからも旦那さんに向けて発信していただければと思います。
そうすることで、10か月を共に歩んでいって欲しいと思います。

院長おすすめの本

おっぱい110番―母乳育児は地球を救う
おっぱい110番たま出版
平田喜代美 著

おなかにいるときからはじめる べびぃケア―妊娠・出産・育児を気持ちよく
べびぃケア合同出版
吉田敦子+杉上貴子 著

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